FXの大きな魅力とは

僅かな資産からでも始めることができるのがFXの大きな魅力ですし、そこに惹かれてFXの世界に飛び込んだという動機が私にはあって、実際に初期投資は少なかったのですがレバレッジのおかげで大きな金額を動かすことができて、気がつくと入金額よりも遥かに多くの資産になっていました。

ただ、ある程度大きな資産になるとそこから同じペースで運用していくのは少ない金額のときよりも難しく感じてしまい、手堅く取引していこうという考えのせいで資金の増え方が伸び悩んでいるのです。

リスクをとって大きな利益を得るか安定して少しずつ利益を伸ばすか、どちらを選択したほうが合理的なのかという思いが今の私の頭の中から離れません。

分散投資とFX取引き

分散投資とは、投資取引を行う上で、資産を一つの投資に集中させることにより高まる全資産的なリスクを回避し、多種類の投資取引に分けて投資を行うことで、その保全を図る投資方法になります。

FXでは、異なる二つの種類の通貨を一組にして互いに売買を行っていくことで利益や損失を求めていきますが、この通貨同士の組み合わせの事を通貨ペアと呼んでいます。

この通貨ペアには、それぞれに特徴があり、例えば安定した為替レートの変動を見せる物や、逆にこのレートの値動きが激しいもの、また、為替レートの変動の様子とは別の要素で、通貨同士の金利差に大きな幅があり、これを利益として受け取ることに用いられるようなものもあります。

つまり、どのような通貨ペアを選択するのかによって、FX取引というものは大きく様変わりすることが多々あり、この通貨ペアを複数種類で取り扱って、そこに小分けに資産を投資して取引きをしていこうという事が、FXでの分散投資、という事になります。

日本国内で良く取り扱われる通貨ペアとしては、アメリカの米ドルと円、ユーロ圏のユーロと円、イギリスの英ポンドと円、オーストラリアの豪ドルと円、といった物を良く見かけます。

これらの通貨ペアを一つではなく、複数同時に投資を行うことで、資産を分散してリスク回避をしていこうというのが基本的な考え方で、例えば、100万円の資金で、米ドルと円、ユーロと円、という銘柄に対し、それぞれに50万円分の米ドル買い、50万円のユーロ買い、という形で通貨を保持して取引きを行うとします。

まずこれにより、例えば米ドルと円との間において、アメリカの経済に大きな不安要素があり、米ドルの価値が急激に下がって円の価値が急激に上がったというような状況があった場合でも、米ドルと円での取引きで20万円の損失が出たとしても、ユーロと円ではこの影響を受ける可能性が低いため、資産が守られることになり、なおかつユーロの価値が上がってユーロ高になるような要素があれば、こちらの取引きで20万円の利益が出れば、米ドルと円との取引きの損失を補ってくれる可能性もあるのです。

もしこれが、米ドルと円にだけ100万円の資金をつぎ込んでしまえば、投資資金が倍になるために、損失も倍になり、結局は40万円の損失のみを被ってしまうことになるのです。

このように、分散投資を行っておけば、為替相場のリスクに対して強い取引きを構築することが可能になります。

もっとも、相場の変動は様々な変化と連携を見せますので、例えば同じ値動きを見せやすい通貨ペアを選んでしまえば、二つ同時に損失が生まれてしまうなどの可能性も考えられるのですが、こうした場合は、あまり関連性のない通貨ペアや、相対的な動きをする通貨ペアを選択するか、もしくはあえて相似的な動きをする通貨を選択し、その取引きする通貨の量や、売り注文と買い注文を使い分けて、相反する利益と損失の状態を作って対応する、という方法が考えられます。

こうした取引きには手間がかかりますが、それを差し引いても、分散投資によるリスクの軽減の恩恵は得難い利があり、とくにFXのように、取引業者から資金を借りて大きな取引きができるレバレッジのような仕組みがある取引きでは、為替レートの思わぬ動きで、大きな損失を被ることもありますので、取引きの手法の一つとして考えてみるのもいいかもしれません。